八十六番札所 補陀洛山 志度寺

(ぼだらくさん しどじ)
志度寺は推古33年(625)、凡薗子という尼僧が霊木で十一面観世音菩薩を刻み、草庵に安置したのが始まりとされている。
寺には龍神に奪われた藤原不比等の宝珠を、妻の海女が命と引き換えに取り戻したという「海女の玉取り伝説」が伝わっている。不比等は海女の墓を建立して「死度道場」と名付けたが、持統7年(693)に息子の房前により「志度寺」と改名されたといわれている。
■本尊 十一面観世音菩薩
■次の札所まで 約7km
■所在地 香川県さぬき市志度1102
■電話 087-894-0086
見所

■仁王門
寛文10年(1670)藩主松平頼重により建立されたとされている。
仁王像は鎌倉時代の名仏師運慶の作とされ、巨大わらじと共にお遍路ろさんを出迎えている。国の重要文化財。
■本堂
松平頼重により建立されたとされている。
中に安置されている本尊「十一面観世音菩薩」は檜の一木造りで、毎年7月16日の一日だけ開帳される。本堂、本尊ともに国の重要文化財。
■海女の墓
「海女の玉取り伝説」の海女の墓といわれるもので、いくつもの五輪塔がウバメガシに覆われるようにひっそりと建っている。また、海女の命日とされる7月16日(旧暦6月16日)には、十六度市が開かれる。
■庭園
志度寺にはふたつの庭園があり、ひとつは室町時代の領主細川勝元が寄進したといわれる曲水式庭園。もうひとつは、昭和を代表する作庭家の重森三玲による枯山水「無染庭」である。
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