八十七番札所 補陀洛山 観音院 長尾寺

(ぼだらくさん かんおんいん ながおじ)
天平11年(739)、行基が柳で聖観音菩薩像を刻み本尊とした長尾寺は、地元では「長尾の観音さん」といわれている。
大同年間(806〜810)、入唐前の弘法大師が国家安泰と五穀豊穣を願って、正月七日間の護摩祈祷をこの寺で行い、帰国後に大日経を一石に一字ずつ書いて供養塔を建立したといわれている。天正の兵火で本堂以外は焼失するが、江戸時代になって藩主松平頼重の祈願寺となった。
■本尊 聖観世音菩薩
■次の札所まで 約18km
■所在地 香川県さぬき市長尾西653
■電話 0879-52-2041
見所

■本堂
天和3年(1683)、藩主松平頼重により建立された。
■静御前剃髪塚
長尾寺は源義経の側室である静御前が得度した寺とも言われ、剃髪した髪を埋めたという塚がある。
■経幢
仁王門の前にあるふたつの石碑で、向かって左が弘安6(1283)、右側には弘安9年(1286)の銘がある。中に経文が納められるようになっていて、元は本堂の前にあったが、明治末頃に今の場所に移された。
■大会陽力餅
大師の年頭七日の護摩祈祷に因み、毎年1月7日に行われる。
以前は福棒という宝木を奪いあう荒々しいものであったが、現在は福餅投げや総計150kgの三宝にのせた大鏡餅を運ぶ競争が行われている。
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